2020.12.19.土 “選挙を知る”文庫3冊

『本日は、お日柄もよく』原田マハ 2013年
徳間文庫

『情報参謀』小口日出彦 2016年
講談社現代新書

『黙殺 報じられない”無頼系独立候補”たちの戦い』畠山理仁 2017年
集英社文庫


お気楽なOL、二ノ宮こと葉は、密かに片思いしていた幼なじみ・今川厚志の結婚披露宴で、すばらしいスピーチに出会い、思わず感動、涙する。伝説のスピーチライター・久遠久美の祝辞だった。衝撃を受けたこと葉は、久美に弟子入り、「言葉」の修行を始める。成長したこと葉は、父の遺志を継いで初めて衆議院選に立つ、厚志の選挙を手伝うことになるが……!? 人と人とを結び合う言葉の限りない可能性をハートフルに描いた青春小説。

徳間書店ウェブサイトより

思いを寄せていた幼馴染の結婚式に出席したことから、どういうわけか「スピーチライター」を目指すことになる主人公。
言葉や仕事にまつわるお話し自体に引き込まれながら、
選挙って、議員って…選挙活動の決まりも何気なく知れてしまう小説『本日は、お日柄もよく』


『黙殺』は、とってもマメに一人一人の候補を取材する畠山さんの本。
特に、テレビではイロモノ扱いでほとんど報じられない候補についても取材しています。
選挙期間の短さ、選挙報道の現状についても知れます。

何気なく書いたネット上の言葉と、情報戦略の関係を知る『情報参謀』